このところいじめの問題とか、生活保護の問題とかが気になっていて(生保の問題についてはたとえばこんな記事)、その度に頭の中に響く歌がある。英語の歌で、歌詞がちょっとわかりにくい。訳している人は何人もいるけど、ちょっとしっくり来ないんで自分で訳してみた。英語の元の詩は、たとえばこんなところにある。
生まれた瞬間から肩身がせまい、やつらがそう感じさせるんだ
時を与えず、それ以外のすべて、苦痛の種とかをあたえることで
痛みは大きくなっていき、そのうち何も感じなくなるのさ
労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ
家では傷つけ、学校では打つ
賢けりゃ憎まれ、バカなら蔑まれる
気が狂わなきゃ、奴らのルールになんか従えないさ
労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ
奇妙な20年、拷問し、おどかし続けたあげく
やつらは職業を選びなさいとぬかすのさ
そこ頃にはもう、じぶんは役立たずじゃないかって、恐怖でいっぱいになってるのに
労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ
宗教とセックスとテレビにひたり続けていれば
自分は利口で、階級なんか超越し、自由だって思えるだろ
だけどおれからみれば、てめーはどん百姓さ
労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ
てっぺんにはまだ空きがあるってやつらは言う
だけど、まず微笑みながら殺せるようにならなきゃ
丘の上のやつらみたいになりたいならね
労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ
労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ
てめーも英雄になりたいなら、おれについて来な
元の詩にある放送禁止用語はさけられても、また放送禁止用語が入ってしまう。この国ではあまり人の耳にふれることもなく、人気もイマイチなのはだからなんだろうか。
賢けりゃ憎まれ、バカなら蔑まれる
なんてあたりは、「内集団の美徳は、外集団の悪徳」っていうやつで、これは大分前に書きかけていて、この記事を書いている時点でまだアップできていない。
他にも思い浮かぶことはあるんだけど、まとまらないんで、今日はこれだけ。
とっぴんぱらりのぷー