2012年8月18日土曜日

労働者階級の英雄

このところいじめの問題とか、生活保護の問題とかが気になっていて(生保の問題についてはたとえばこんな記事)、その度に頭の中に響く歌がある。英語の歌で、歌詞がちょっとわかりにくい。訳している人は何人もいるけど、ちょっとしっくり来ないんで自分で訳してみた。英語の元の詩は、たとえばこんなところにある。

生まれた瞬間から肩身がせまい、やつらがそう感じさせるんだ

 

時を与えず、それ以外のすべて、苦痛の種とかをあたえることで

 

痛みは大きくなっていき、そのうち何も感じなくなるのさ

 

労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ

 

 

 

家では傷つけ、学校では打つ

 

賢けりゃ憎まれ、バカなら蔑まれる

 

気が狂わなきゃ、奴らのルールになんか従えないさ

 

労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ

 

 

 

奇妙な20年、拷問し、おどかし続けたあげく

 

やつらは職業を選びなさいとぬかすのさ

 

そこ頃にはもう、じぶんは役立たずじゃないかって、恐怖でいっぱいになってるのに

 

労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ

 

 

 

宗教とセックスとテレビにひたり続けていれば

 

自分は利口で、階級なんか超越し、自由だって思えるだろ

 

だけどおれからみれば、てめーはどん百姓さ

 

労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ

 

 

 

てっぺんにはまだ空きがあるってやつらは言う

 

だけど、まず微笑みながら殺せるようにならなきゃ

 

丘の上のやつらみたいになりたいならね

 

労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ

 

 

 

労働者階級の英雄ってのはちょっとしたもんだぜ

 

てめーも英雄になりたいなら、おれについて来な

 

元の詩にある放送禁止用語はさけられても、また放送禁止用語が入ってしまう。この国ではあまり人の耳にふれることもなく、人気もイマイチなのはだからなんだろうか。

賢けりゃ憎まれ、バカなら蔑まれる

なんてあたりは、「内集団の美徳は、外集団の悪徳」っていうやつで、これは大分前に書きかけていて、この記事を書いている時点でまだアップできていない。

他にも思い浮かぶことはあるんだけど、まとまらないんで、今日はこれだけ。

とっぴんぱらりのぷー